発券拠点を考える(欧州編)
デルタスカイマイル・アメリカンエクスプレス・ゴールドカードのボーナスマイルを一通り回収したところ、近場の東南アジア諸国を往復するくらいのことは可能なマイルが手元に残りました(つまり数としては微妙)。期限がないのが長所ですが、スカイマイルは長距離ビジネスクラスの交換額が異様に高く、場合によってはマイルで特典航空券を取るほうが損、などというケースもあります。非常に使いどころが難しい、上級者向けという感じでしょうか。
続きを読む
地上36,000ftの上空での贅をつくしたおもてなしと快適な空間、まさにTop of the Worldですね。想像しただけでも顔がにやけてしまいます。しかし通常、国際線ファーストクラスを普通運賃で買うととんでもないことになります。例えば、日本航空ファーストクラスで成田からニューヨーク(JFK)まで往復すると1,988,000万円。しかも日本の航空会社にはファーストクラスに正規割引運賃がありません。その上、マイルを貯めまくっていざ発券しようとしても、そもそもファーストクラス特典航空券枠などは非常に数が少ないですし、行きたいときに乗りたい便が取れる確率は非常に低い、というのが実情ですよね。
続きを読む
前回、北米線を題材にいかにして長距離ビジネスクラスに安く乗るか、という話をしていましたが、大事なことを忘れていました。そもそも「長距離」の定義付けをお話していなかったのです。キャセイパシフィック航空のサイト内に”The Marco Polo Club”→”クラブ・ポイントの獲得”にクラブ・ポイント速算表がありますが、Mile Calculatorと併せて東京を起点に代表例を出してみると、以下のようになります。一旦はこれに従ってみようと思います。
続きを読む
少し慌ただしい出発になってしまい、羽田空港でくつろぐ時間があまりありませんでした。しかし、上級クラス搭乗者やステイタスホルダーはその特権を利用して大量の中国人の行列をスルーして手荷物検査から出国手続きを済ませることができます。所要時間約5分、やっぱり早いですね。
ついでなので自動ゲートの登録もしてみました。10~15分程度で登録は完了です。既定の書面に記入して、パスポート情報と指紋を採取して紐付けします。余った20分程度の時間でサクララウンジに立ち寄ってご飯をつまみ、シャンパンを流し込んだら(なんと余裕のない…)112番ゲートからB787-8のJAL SHELL FLAT NEOに一番乗りです。
続きを読む