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上質な空の旅を求めて試行錯誤

JGPステイタスカードが届いた

OneWorld Emeraldの威力やいかに

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 引っ越しと郵送がちょうど間が悪い感じでぶつかってしまったようで、再発行手続きを取る羽目になりましたが、まあ良しとしましょう。長らく夢見たワンワールド・エメラルドステイタスが手に入りました。紆余曲折ありましたがそれも今となっては良い思い出です。今日は少し時間があるので、修行の思い出とともに、添付されていた冊子をよく読んでみようと思います。

 

1st Serviceについての所感

 国内線ファーストクラスアップグレードクーポン2枚が付属しています。このサービスは今年度で廃止になってしまうそうですが、これはそこまでのダメージはないのでまあ良しとしましょう。ちなみに、このクーポンでは先得系運賃からのアップグレードはできません。つまり2ヶ月前の朝9時30分に発売開始になる大人普通運賃、往復割引、小児普通運賃、身体障害者割引、特別乗継割引、eビジネス6、シャトル往復割引、特便割引系、JALビジネスきっぷ、株主割引のみ。「8,000円を浮かせてFOPとマイルをカットする」という選択肢が増えた感じです。修行を継続しない、という人には丁度良いのかもしれません。

 

 前方座席指定サービスの使いドコロは、非常口座席狙いか国内線国際線機材のファーストクラスエリアを狙う、くらいかと思います。クラスJやエコノミーでも、足元が広いと快適ですよね。マイルアップボーナスは非常にありがたい話ですが、これはダイヤモンドステイタスの威力が更に強大なのでここで敢えて書くほどのこともありません。サファイアと大して変わらなかった記憶があります。

 

2nd Serviceについての所感

 何を差し置いてもファーストクラスラウンジが使えるというのが一番の旨味ですね。世界中の提携エアラインのラウンジを巡ってみたいものです。しかし、例えばカタール航空“Al Mourjan Business Lounge”、”Al Safwa First Lounge”、British Airwaysの”The Concorde Bar”のように該当クラス搭乗者でないと入れない箇所もあるので、これは特典航空券か海外発券で乗る機会があった時にお世話になることにしましょう。

 

 次いで国内線のアップグレード空席待ち種別がSになること。サファイア(空席待ち種別A)に到達してしばらく経った頃の話ですが、那覇発羽田行きF席の空席待ちを確認したところ1席あるとのことで、迷わずにお願いしていたのですが、あとから来たダイヤモンドホルダーに見事にかっ攫われてしまったという苦い思い出があります(笑)。

 

 加えてバゲージクレームの優先。これについては特に国際線で大いに助かることと思います。優先度の高い荷物ならば、バゲージロスの被害にも遭いにくいはず。それに自分の荷物がいつ頃出てくるかだいたい分かっている、という安心感も重要だと思います。

 

 そして優先搭乗です。しかし、僕はこの優先搭乗というものに関してあまり興味がありません。国内線に搭乗する際、ダイヤモンドホルダーがボーディングゲートの前で今か今かとスタッフを急かす勢いで群れをなし、ゲートが開いた瞬間に我先にとゲートに飛び込んで行く姿は、見ていて正直あまり気持ちの良いものではありません。むしろ同じ「優先」について語るならば、チェックインやセキュリティのファスト・トラックのほうが余程重要かつ有意義です。そういう意味では、僕は優先搭乗よりもダイヤモンド・プレミア専用エントランス及びチェックインのほうが僕の中では重要性が上です。

 

余談:スワンナプーム空港の優先レーン

 ところで、バンコクスワンナプームのファスト・トラックは現在プレミアムレーンと名を変え、おそらく空港と何らかの契約をしているフルサービスキャリアの上級座席搭乗者に(or上級会員)クーポンが配布されています。思えば、CXビジネスクラスでタイに向かった際、機内やチェックインカウンターで渡されたファスト・トラック・チケットのお陰で、混雑しているスワンナプーム空港の手荷物検査場をすっ飛ばすことが出来たのでした。かつてはネット上で転売されているものを購入することもできたのですが、転売が目立ちすぎて当局が対策を施したのでしょうか、現在そういったサイトには軒並み「入荷未定」の文字が書かれていました。

 

機内Wi-Fiクーポンが一番デカい

 機内インターネットクーポンが国内線、国際線ともに手に入りました。一番有効活用したいサービスかもしれません。なにせHND~OKA間約3時間、F席でも食事を終えると暇でしょうがないのです。夜勤明けとかでもない限りは寝ようと思っても寝れるものでもありませんし、それこそインターネットで調べ物でもしつつ記事でも書きながら過ごせたらとても素敵な時間ですし、仕事をするにしても電話は鳴らず、来たとしてもメールだけなので作業に集中できます。国際線ならなおさらですね。機内エンタメがイマイチだったら、音楽を流し、機窓の風景を楽しみながら記事を書いていれば幸せになれます。

 

 ともあれ、今は早く飛行機に乗りたくて仕方ありません。10月のタイ修行まで待てるかな(笑)。

 

次回予告

 タイ旅行レポートか、引き続き格安ビジネスクラス研究になると思いますが、わかりません(笑)