今回はかなり恵まれていた
大阪に行く機会があったので、帰りだけですが修行にしてしまおうと画策した結果、図らずも最初から最後まで当たりでした(笑)ここでいう当たりとは、「B787のプレミアムクラスがANA Business Cradleだった」という意味です。HND-ITM、ITM-CTS-HNDと搭乗しましたが3回ともABCで、とても運の良い修行となりました。ただし、その過程で全体を通してちょっと恥ずかしい思いをしてしまいました。今回は「修行をしている、というのがスタッフにバレバレだった」というお話です。
※今回の記事はギャグ回です
機内で①
~~様、本日のご搭乗ありがとうございます。担当させていただきます◯◯でございます。千歳までよろしくお願い申し上げます(礼)
よろしくお願いします(礼)
この後羽田へお乗り継ぎですよね?
えっ?
何故だ。何故バレている。こういう乗り継ぎ情報もCAさんには筒抜けなのか?いやそれともANAに僕が「あの人羽田に行くのに千歳で乗り継ぐような変人だから気をつけてね」などとリマークス客認定されてしまっているのか?いや何も失礼に当たるようなことはしていないからそれは大丈夫としても一体なんだこのすごく恥ずかしい気持ちは(この間0.1秒)
機材もスタッフも全く同じですので、引き続き羽田までご一緒させていただきます(笑)
ソウデスカ、ヨロシクオネガイシマス(引きつった笑顔)
新千歳空港で
ご搭乗ありがとうございました。また後程お目にかかります、よろしくお願いいたします(笑)
お願いします、では一旦…(引きつった笑顔)
気恥ずかしさからいそいそと降機しボーディングブリッジを進むと、地上スタッフのお姉さんが看板を掲げて立って呼びかけています。その看板には「羽田」の文字。普通に考えれば、そんな変テコな乗り継ぎをするヤツはどう考えても僕以外この場にいません。多分、話を聞いた地上スタッフも首を傾げたことでしょう…と、次の瞬間!
東京羽田行きにお乗り継ぎのお客様~、お声掛けくださ~い(透き通る声で)
\(^o^)/
そそくさと向かいます。
はい僕ですスイマセンスイマセン(焦)
あ、お待ちしておりました。こちらへどうぞ
すると、従業員が使う小さなゲートで柵を超えて搭乗待合ロビーへ通されます。イレギュラーな乗り継ぎがある場合のみこういう対応になるのかも知れません。
こちらで搭乗開始まで今しばらくお待ち下さい。
お世話様です。。。
機内で②
おかえりなさいませ、お待ちしておりました(笑)
ドモ、オヒサシブリデス…
札幌発はお食事の内容が変わっておりますのでご賞味くださいね!
マジすか!楽しみです~
改めまして、羽田までよろしくお願いいたします(礼)
わかっていたことではありますが、全く同じ顔ぶれに出迎えていただきます。ここまで来てしまったのですから、もう開き直ってしまいましょう。サービスを受ける時、CAさんの笑顔に何か意味深なものを感じてしまったのは僕の自意識過剰のせいだと思います。
羽田空港で
長らくのご搭乗お疲れ様でした~、またのご搭乗をお待ちしております
ありがとうございました、、
このあと伊丹に戻られるんですか?
えっ?
流石に即否定しましたが、かなり修行僧慣れしていらっしゃいました。もしかすると伊丹行きに搭乗していたら3レグをご一緒していたのかもしれません。そう言えば、航空会社のマニュアルの中に「修行僧」っていう項目がレギュレーションとしてあったりするんでしょうか。「この路線は修行僧が良く使うのでびっくりして変なリアクションしないこと」とか(笑)
次回予告
これを書いている現在、第5レグ:石垣空港へ向かうプレミアムクラス席に座っています。SFC修行も終盤、最後まで気を引き締めて修行したいと思います。フィナーレフライトどうしようかな~←全然締まってない