観光局と航空会社の共同広告事業
去る9月24日、東京ビッグサイトで開催されたツーリズムEXPO2016に行ってきたのでレポート記事を書きたいと思います。僕はもっぱら航空会社の展示が気になりまくっていてあまり隅々まで見れていないんですが、国内、国外問わず様々なプレゼンターがとても素敵な展示を出していました。来年も絶対来たいと思います。HK Expressブースのルーレットでリーチが出たときに「香港!香港!」とかガヤ飛ばしてたのは僕です、ごめんなさい(笑)。基本的には各国の観光局かそこに拠点を持つ航空会社が主体となって展示を構成していたほか、OneWorld、Star Alliance、SKYTEAMなどのアライアンスがブースを出していたのが新鮮でした。国内エリアもありましたがJALとANAの展示以外覚えていません(笑)。
航空会社ビジネスクラスシート体験をハシゴ
今回僕が体験できたのはFINNAIR、United(ただしVR)、American Airlinesでした。Singapore Airlinesもプレミアムエコノミーを展示していましたし、JALも国内線のモックアップを出していましたが、時間の都合上スルーしてしまいました。
FINNAIR A350
マリメッコのアメニティ、枕、ブランケットがとっても爽やかで可愛らしかったです。シート自体は現在主流のヘリンボーンで、個人的には以前搭乗したことのあるキャセイのアレとあまり変わらないなあ、という印象でした。モデルかアイドルと思しき可愛い女の子がマネージャーとカメラマンを引き連れてシートに座っていました。見ている側としては、そのアイドルを追いかけて必死にシャッターを切っているオヤジ達がビジュアル的にきつかったです(笑)。
しかし、先般A350のエンジンがボーディングブリッジに接触して破損するという事故が起こっていたのが衝撃でした。どうしてそんなことに…(ニュースサイトより転載)
American Airlines B787
次はアメリカン航空です。個人的に一番心に残った展示と言っても差し支えないかもしれません。それはシートが「ゼロ・グラビティモード」という体に最も負担の掛からない姿勢を作り出してくれるというものです。どうにも最近の傾向からフルフラット信仰にハマっていた僕ですが、もしかするとフルフラットよりも楽なのかもしれません。アメリカにOneWorld特典航空券で飛ぶときは視野に入れたいと思います。F席よりは還元率が落ちますが、これは価値アリだと思います。
UNITED Polaris
実物ではなくVRでの体験でしたが、これはこれで刺激的でした。というより、VR体験そのものに興奮してしまった部分があります(笑)。シート自体はおそらくヘリンボーンタイプですが、それだけではいまいち他のビジネスクラスシートとの違いが分かりません。まだ明らかにされていないので仕方ありませんが、後発ということでどんなアピールポイントで来るのかがとても気になります。というか、韓国発券ニューヨーク行き格安ビジネスクラスの回で特集して以来、UNITEDがすごく気になっているのです(該当記事参照)。
次回予告
今回の展示にあったOneWorldブースでは、世界一周航空券がしきりにクローズアップされていました。これと海外発券等をうまく掛け合わせて利用し、世界各地を渡り歩く妄想を繰り広げてみたいと思います。